格安PCをつくる 6 バックアップ 壊れたPCからデータを回収
つい一ヶ月ほど前の話ですが、10年ぶりにそこそこの性能のPCを格安でつくったというレポートをしました。
簡単に復習すると、amazonやAliexpressで、CPU ryzen5 3500、SSD 480GB、DDR4 3200 16GB、Thermaltake H18(ケース)、GIGABYTE B450M S2H(マザーボード) 、win10 pro、XFX RX570 8GB (グラフィックボード) あたりのパーツをいろいろ工夫して集め、トータル¥47,572で完成させました。
あるショップの、これよりやや低い性能のBTOが¥79,800だったことを考えるとこれはかなり安い、マルチドライブをなしにしたり電源を流用したことを差し引いて考えても、このお買い物は大成功といって良いと思います。
でその後はというと、Creativeの ハイレゾ対応 サウンドカード (¥6,023)、無線lan (¥2,599) などを追加しました。
サウンドカードはオーディオに光ケーブルで接続するために必要だったので購入しました。これでちょっとだけ音が良くなったかな?
ただこのPCの制作途中で、なんとそれまでメインで使っていたPCが突然に壊れたため、ここから未整理のデータ取り出して、新しいPCに移し替えるという作業が必要になりました。
データは資料画像や自分で撮影した写真などが主なもので、データ量は900GBほど。そのうち800GBは外付けHDDなので問題なし。整理途中の100GBはPC本体内なのですが、幸い古いPCは壊れた win10 と Vista のデュアルブート仕様になっていたので、Vistaの側からデータが回収できました。(Vista残しておいて良かった)
取り出してみて気づいたのは、SSD上に壊れたjpg画像が多く入っていたことです。予想通りというか、何かの理由でSSDに不良セクタが大量に発生したってことだろうね。
以後一ヶ月、主に数万の画像データを中心にぼちぼちうと整理をして、やっと最近それが終わりました。貴重な画像の破損はほとんどなく、その点は幸運でした。
新しいPCの構成についてもいろいろ考えてみた。
基本シンプルであることが一番良い。だから創作活動のためにインストールしたアプリは、RAW現像するSYLKYPICS、画像を整理するデイジーコラージュ、画像加工のGIMP、ホームページビルダーと一太郎だけ。ハードだけでなくソフトもシンプルです。
昔はいろんなものをPCに組み込んで遊んでいたけど、複雑になればなるほどトラブルになった時には面倒です。
データは基本的に2TBの外付けHDDを2台用意して、同じ内容のものを保存します。そしてサブの1台は万が一のことを考えて別な場所に置いておく。
CドライブのSSDは win10 標準のバックアップをまずは行い、そのうえでAOMEIで週1回のペースで差分バックアップをとる。これで99%大丈夫のような気がします。ですがこれだと1週間以内のトラブルには対応できないので、有料にはなりますが100GBの OneDrive サービスを受けることにしました。これだったらデスクトップ上の作業中のファイルやHPデータも大丈夫だろうというわけです。
PCのクラッシュはこれまでに2回経験したけど、だんだん慎重になってきている。
考えたらこの20年近くやってきたことのすべてがここに入っているようなものなんだものな。もしこれが失われたら悲しすぎる。まだこういったことを何にもしてないよって人がいたら、悪いことは言わない、早く外付けHDDぐらいは買ってバックアップしておいた方がいいよ。
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