明智に行ってきた
岩村を散策した後、今度は明知鉄道の終点となる明智町(現恵那市)に行ってみまました。
町の中心部に観光施設の中心となるおしゃれな建物(観光物産館)と駐車場があって、ここからあちこち町のなかを散策できるようになっています。街全体が歴史テーマパークのようなものを目指していて、これを「大正村」というみたいです。
このときちょうど町をあげての「ちょっとおんさい祭り」が開催されている最中で、あちこちでいろんなイベントが行われていました。もう老若男女、ほとんどの町の人がお祭りに関わっているんじゃないかと思えるような感じで、この地区にあっては10連休など全く関係なさそうでした。
この明知はもともと城下町だったところで明智光秀出生の地としても有名です。一方で交易の町として栄えてきた歴史もあって、大正から昭和の時代の古き良き建物もたくさん残っています。そういうこともあって、大正ロマンをテーマとした街づくりをしているんだろうと思います。
地区内には明知城(白鷹城)のほかにも大正時代の趣の残る街並みや通り、そして文化や生活を紹介する資料館がいくつかあったりします。岩村あたりと比べるとまだ洗練されていない感じもあるけど、その分、観光地らしくない馴染みやすさがあると言えるかもしれません。
ここでおもしろいのはやっぱり裏通りです。
こういった建物って建築基準法とか、消防法とかは大丈夫なのかな?
こちらも歴史の重みと少々の異次元さを併せ持つ一種独特な雰囲気です。一見して区画整理が行われず、繰り返して増改築された建物が多いことに気づきます。
自分としては混沌としていて無秩序な感じがけっこう好きなので、これはこれでいいんじゃないかと思います。
もしかして「半分青い」で火のついた岩村に続いて、大河ドラマで明智光秀が取り上げられたことで、来年あたりはここにも大挙して人が訪れるようになるのかな?
魅惑的でちょっと怖い感じの代表がここ。古ぼけた建物の年季の入った引き戸が入り口、スナック バー アミーという看板があります。でももう開いていてカレーが食べられるみたい。
お店は地下1F。存在感があって惹かれるんだけど、何かディープ過ぎる、やっぱり入りづらい・・・。
結局、ここには入らなかったのですが、あとで調べたら怖いお店でも何でもなくって、レトロな店内が有名な老舗の飲食店だったようです・・・。
ということで、こちらのお店はまた今度ということにしたいと思います。
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