情景のなかの人形たち 検 1  片付け お洗濯と補修 そして引退

2020.09.03 Thursday 15:32
0

     自分自身の個展、「情景のなかの人形たち」が終了して1週間、ようやく重い腰を上げて片付けをすることにした。実質的にこれが次の個展の始まりになる。今年は新型コロナのおかげで、ちょっと寂しい思いをしたけど、いつまでもぼーっとしているわけにもゆかない。

     サッカー界に伝わる名言、「試合終了のホイッスルは、次の試合の始まりでもある」というクラマーの言葉が、けっこう自分は好き。こういうときにはいつも思い出す。

     

     

     片付けというのは、作品一つ一つを整理しながら、来年も必ず使うものと、補修やリメイクの必要のあるもの、あるいは次回以降は展示しないものに分けてゆく作業です。

     この段階で人形の着ている服は、色移りする可能性があるので基本的には脱がします。そしてお洗濯する。

     

     

     chico ちゃんには、看板娘としてこれまでルノワールの描いたイレーヌ・カーン・ダンウェール譲に扮してもらっていましたが、彼女もいったんここでお着換えです。色移りするようなドレスではありませんが、人間の汗が浸み込んでいるはずなので、ここで洗濯しないと黄ばんでしまうはず。

     同様に、他の展示品でも手を触れた場所はOAクリーナーで拭いておきます。脂分は塗料を変質させる可能性があるので。

     

     

     そしてまだまだ暑いので、ピンク色のドレスに着替えてもらいました。

     ちなみにこの chico ちゃんは「次回以降は展示しないもの」に分類しました。窓際に置くことで、通りかかった人にアピールすることはできるのですが、現状ではもうこれ以上会場に運び込む作品は増やせません。だからここはいったん引退してもらって、かわりにジオラマ作品の数を増やすつもりです。

     あと他の作品のレベルが上がって、イレーヌ・カーン・ダンウェール譲のコーナーが見劣りしていることも事実です。

     

     

     引退といっても、押し入れに仕舞い込んじゃう訳ではなくって、chico ちゃんにはこのあとブログやHPのなかで活躍してもらうつもりです。

     

     今週末は天気もあまり良くなさそうなので、片付けの続きをすることになりそうですね。

     今回の個展はけっこう暇だったので、自分の作品をチェックする時間は十分にありました。手を入れなきゃいけない作品も多いです。

     

     週末の台風の影響が小さいことを期待はしていますが、やっぱりそうもいかないような感じですね。太平洋岸の海水温が31℃もあるんじゃ、上陸するか日本海に抜けるまでの間、台風はずっとその勢力を強め続けるはずです。

     

     近年頻発する様々な災害が、地球温暖化と密接な関係があるのであれば、この際、少なくとも石炭火力発電所はすべて廃止して、それを原発に置き換えるた方が良いのではないか、そういう考えが浮上してもおかしくないような状況にあると自分は考えています。

     極論のように聞こえるかもしれないけど、残された選択肢はとても少ないです。実際私たちはそういうところまで追いつめられているような気がします。

     

     

    JUGEMテーマ:展覧会の告知をしよう!

    category:event | by:moocomments(0) | -

    情景のなかの人形たち 掘19 ドール写真の続き また必ずやります

    2020.08.27 Thursday 09:02
    0

       前回に引き続き、「情景のなかの人形たち」で展示したドール写真のうちのいくつかを紹介します。

       

       

      <2 春夏秋冬>

       季節の風景のなかでドール写真を撮ってます。

       

       

      「春・箒川」

       那須塩原温泉郷を流れる箒川には、毎年コイノボリが泳ぎます。谷筋を通り抜ける風が気持ちいいです。この周辺にはきれいな渓谷や滝があって、その季節ごとにいろいろな景色を楽しむことができます。

       

       

       

      「夏・長者ヶ埼」

       神奈川県の三浦半島、夏は観光客で賑わいます。渋滞もものすごい。

       でも多分今年は地元の人たちが散歩するぐらいで、とても静かだったんだろうな。(神奈川の海水浴場はすべて遊泳禁止)

       

       

       

      「秋・那須岳」

       ここのところ毎年登っている那須岳。10月後半だけど風が強くってむちゃくちゃ寒かった。でもお人形はどんなに暑くても寒くてもへーきです。

       

       

       

      「冬・会津田島」

       真冬の2月、雪深い会津田島にやってきた。おりしも数十cmの積雪のあった翌日でした。皆さん雪下ろしが大変そうでした。

       地元の方によれば、最近、豊かな緑に囲まれた田舎暮らしにあこがれて移住してきた人もいたみたいですが、移住する前に冬の会津田島を経験しておくべきだったと、少し後悔しているそうです。

       でも間違いなくとても良いところです。あと国権酒造さんでおいしいお酒も買えます。

       

       

      <3 旅>

       旅行にはいつもお人形を連れてゆく。その記録写真です。

       

       

      「礼文島の夏」

       氷河に削られてできた地形が日本じゃないみたい。

       高い樹木はなく、高山植物がいちめんを覆っています。夏は可憐な花があちこちで咲いている。一生に一度は見ておきたい風景です。本当に来てよかった。

       

       

       

      「石岡」

       ここは石岡の中心街です。昭和の時代はもはやレトロになりつつあります。ここは看板建築ファンがいたら泣いて喜ぶ場所だと思う。こういう風景もあともう30年もすれば見られなくなっちゃうんじゃないかな? 見ておくなら今です。

       あとこれまで行ったところでは、桶川や館林なんかもいいと思います。

       

       

       

      「鶴岡市内の居酒屋」

       だいたい何処へもお人形は連れて行く、飲み屋さんにも行くし、観覧車にも乗る。電車やフェリーにも乗った。

       入場料や運賃はタダだしね。

       

       

      <4 合成写真>

       人形を主人公にして合成写真をつくります。この合成がおもしろいのは、ありえない空間ができあがってしまうところ。

       でもそのためには、素材になりそうな画像をたくさん撮りだめしておく必要があります。

       

       

      「ガレージ」

       合成写真は、基本的には適当な背景画像の上に、DOLL画像を切り出して貼り付けるという作業になります。自分の場合にはこれをGIMPという無料のアプリケーションで行っています。ただしそのままだと違和感があったり、DOLLが背景に埋もれてしまったりします。

       この画像の場合には両方の画像の明るさを調整し、人形の足元に影をつけるという2段階の操作で完成させています。

       

        背景は浜松の「ぬくもりの森」というテーマパークです。とってもフォトジェニック、背景としてだけでなく、直接人形をここに置いても良い写真が撮れると思います。  

       

       

       

      「エマ・ワトソン」

       築地本願寺を背景にしてます。この画像での工夫は背景画像のぼかしです。階段はピントが合っていますが、遠方になるほどぼかしを強く入れています。こうすることで遠近感が生まれてリアルな作品にまとまります。

       ドールは市販されているエマ・ワトソンのヘッドとTBLeague s22Aボディの組み合わせです。

       

       

       

      「新宿」

       新宿の風景とテグスで吊ったお人形の画像を合成してみました。

       GIMPではいろんなエフェクトを効かせることもできます。この場合には黄色以外の色の彩度を落としてみた。エフェクトを積極的に使うとおもしろい画像ができます。

       あと誰でも簡単にできるのは、背景をモノトーンにすること。

       

       

      <5 お散歩>

       この半年近く、旅行に出かけていない。

       だから写真もお散歩のときのものが多くなって、新しいコーナーをつくりました。

       

       

      「川霧」

       お散歩するなら絶対に早朝が良いです。圧倒的に光がドラマティック。特に日の出の15分ぐらい前の時間帯は、周囲がまるで魔法がかかったような色彩に染まり、印象深い写真が撮れます

       

       

       

      「嵐の前」

       これも早朝の写真です。台風がやってくるという前日の写真です。青空とピンクに染まった雲、しかも時間を経てその色合いが少しずつ変わってゆく、どの瞬間も一期一会。

       

       

       ということで、これにて「情景のなかの人形たち」(続編)は完了です。ご覧いただきありがとうございました。

       あとメインサイト「瞳に四角い鰯雲」の方には、このブログをベースにして「情景のなかの人形たち」のイベントリポートを載せておきます。(29日までにはUPしたい。画像サイズの制限がないので、画像は少し大きめにするつもり)

       また今回の展示したもの以外にも、たくさんの画像やドール制作の記事などもありますので、よろしければどうぞ。

      (でもちょっとマニアックで難解なところもあるよ)

       

       そして次回の「情景のなかの人形たち」ですが、いつかどこかでやりたいと思っています。こういう世界があるということを、ぜひ皆さんに知ってもらいたい。特に子供たちには造る喜びみたいなものを知ってほしいので、希望としてはやはり夏休みの来年8月なんだろうな。

       

       ただ現状では何とも言えない部分はある。よほど良く効くワクチンが開発されて、世界中に十分な量が供給されない限りはオリンピックだって厳しいでしょ。エイズだって特効薬がすぐにもできそうな話を聞いていたけど、実際にはいまだに完成はしていない。残念ながら、当面する課題のすべてを解決できるほどには、まだ科学は進歩していないということです。

       前にも書いたけど、地球46億年の歴史の中で人類は高々500万年の歴史しかない。そのなかで我々現生人類の歴史はわずか3万年、これまでに多様な人類が誕生しては、様々な理由で滅んできた。長い地球の歴史から見れば、そのいずれもが一瞬の出来事でしかない。生物学的に絶対の強者と言えない人類が、少なくとも地球上で永遠の存在であるとは何の保証もありません。

       今回はそういう壊滅的な状況には至らないとは思いますが、我々は不幸にして足元の小石につまづいてしまった。

       痛みをこらえて立ち上がれっていう人もいれば、腫れがひくまで休もうって人もいる。でも最終的な問題はその立ち上がり方ではなく、歩いてこの先、どこに向かうのかってことだと思う。

       

        どこにいても晴れていれば空は青い。

          人がいてもいなくても

          歴史があってもなくても

        いつかまた、本当に自由に青い空の下を歩きたいね。

       

       

      JUGEMテーマ:展覧会の告知をしよう!

      category:event | by:moocomments(0) | -

      情景のなかの人形たち 掘18 その後の反省会 それからリモートについて 

      2020.08.25 Tuesday 14:38
      0

        「情景のなかの人形たち」無事に終了しました。入場者数は6日間で、昨年の1/5にしかならない150名ほどでした。

        今回はその後の話です。

         

         

         最終日の夜はこれまでだったら「打ち上げ」に出かけるところですが、今年はおうちでささやかに「反省会」です。

        (上の画像のリステリンはもちろんジョーク)
         

         

         新型コロナの影響が大きいとは思っていたけど、正直ここまでとは思わなかった。数字だけ見ると惨敗って感じです。

         いつもだったらジオラマのまわりは子供たちでいっぱいになるけど、夏休み短縮で学校はすでに始まっている。状況からすれば、興味があって自家用車で来られる近隣の方、もしくはご近所の方が散歩がてらに訪れるとか、見に来られる方はかなり限定された範囲になるとは思っていた。

         だからあとは通りかかった方に少しでも気づいてもらえるよう、入口に大きな写真パネルを置いたり(上の画像)、イレーヌ・カーン・ダンウェール譲に扮した chico ちゃんを窓際に置くとか、そういう工夫をしたけど、そもそも酷暑で通りを歩いている人もいなかった。

         

         では全くダメだったのかというと、もう一つ別の数字もある。

         今読まれているこのブログの8月のアクセス数は「情景のなかの人形たち」が終了した23日時点で、すでに12,000という、これまででは考えられない数字になっている。(昨年8月一か月間の約5倍以上)

         それはもしかしたら、見に行くことはできないけど、せめてブログでその内容を知りたいという人が多かったのかもしれません。

         

         もしそうであるならば、ここはリモートで「情景のなかの人形たち」の世界を引き続きご覧いただくのも一案かと考えました。

         ジオラマの方は作品の半分以上をすでにご紹介していますが、160に及ぶ写真はこのブログ上でほとんどお見せしていません。ということで、画像作品の中から自分が選んだものをいくつかご覧いただきたいと思います。

         

         

        <1 DOLL写真>

         自分の作った人形や市販の人形の中でも特にお気に入りのものを撮影したコーナーです。

         

         

         1/3オリジナル球体関節人形の akene 、粘土による手作りのドールです。これは完成直後に撮影したものです。

         いままで30体以上の作品を作ってきたけど、その中でもいちばん完成度の高い作品の一つです。でも実は制作にはあまり苦労した覚えがない、何かが天から降りてきて、するするっと出来上がってしまった。こういう経験は過去2回だけ。

         

         

         

         1/6オリジナルドールの nano 、レジン製オリジナルヘッドにオビツSBHボディ、もしくはTBLeague s26Aボディを組み合わせたドールです。お散歩や旅行のときには必ず連れてゆく、今となっては相棒みたいなものかも。

         入れ目+ウイッグ仕様で、ヘッドのつくりは球体関節人形と同等です。以前はドールイベントなどで販売していたこともあります。

         

         

         

         以前に発売されていた J-DOLL の Koningslign というドールです。(1/6スケール)

         J-DOLL は「入れ眼」と「ウイッグ」という他のドールにない特徴を持ち、世界の通りの名前をイメージした独特な衣装が特徴の人形でした。自分との波長が合って40体以上も購入したと思います。(現在は生産終了、もしかしたら製造原価が高すぎたのかも)

         このJ-DOLLが手に入らなくなったので、上のオリジナルの nano というドールをつくり始めたというわけです。

         今でも素敵なドールだと思う。探すとたまにヤフオクあたりに出てきます。

         

         

         

         自分はけっこうなドールコレクターで、そのほかにもいろんな色々なお人形を持っています。

         こちらは、赤ちゃんのお人形で有名な Ashton Drake 社の Delilah Noir ”Debut” (1/4スケール、生産終了、入手困難)。セカイモンを通してアメリカから9000円ぐらいで個人輸入、このほかにもお洋服1セットがついていて、すごくお得でした。

         でも結局、このシリーズも5作ぐらい出たところで販売終了になってしまった。

         上のJ-DOLLもそうだけど、DOLLという趣味の世界だと、必ずしも良いもの、手間のかかったもの売れるというわけではないという例の典型ではないかと思います。

         今はというと、このサイズの中国製の球体関節人形が、送料込み5000円ぐらいで購入できちゃったりするわけで、個人でも企業でも新規参入はかなり厳しいと思います。

         

         

         

        「情景のなかの人形たち」の看板娘 chico ちゃんです。いつもルノワールのイレーヌ・カーン・ダンウェール譲に扮してもらっています。もともとは amazon で売られていた100cmサイズのいわゆるラブドールです。(中国製、これも3万円ぐらいから買えたりする)

         そのままだと見栄えが良くないけど、いろいろと手を加えてあげると、見違えるように可愛くなります。あとは3歳児用の服を着せてパソコンの前に座らせると、ちゃんとお仕事しているように見える。

         欠点は重いこと、これで12kgあります。着換えさせるのは一苦労です。

         

         前にも書いたけど、ドールってただ飾っておくものじゃない。着換えさせたり、写真撮ったり、いろいろ遊んでこそ価値が出てくると思う。

         

         

        JUGEMテーマ:展覧会の告知をしよう!

        category:event | by:moocomments(0) | -

        情景のなかの人形たち 掘17  6日目 こだわりみたいなもの

        2020.08.24 Monday 15:53
        0

          「情景のなかの人形たち」もいよいよ最終日です。

           撤収作業の関係もあって今日は15:00には終了の予定です。

           

           

           日曜日なので少しは来場者が多くなるかなとも思ったけど、あんまり平日と変わらない。つまりは休みであっても外出を控えている人が多いってことだろうなあ。そういえば自分自身もここのところ外食をしていないし、人の集まるようなところにも行っていない・・・。

           

           さてこれまでに会場に持ち込んだ作品のいくつかをご紹介してきましたが、今日は「こだわり」みたいなものについて触れておきたいと思います。

           もともとこの「情景のなかの人形たち」は、ドールやフィギュアを主人公として、自分のイメージする空間を2次元、3次元で表現するというテーマで展開していますが、まずはその主人公となるドールについてです。

           

           

           これは「小さな訪問者」という展示のなかのオリジナル球体関節人形  akane です。普通に撮影してみました。

           美術館の展示会場なので天井から一様な照明で照らされています。その関係で展示室内には影もできないし、とびぬけて明るいところもない。たとえば絵画の鑑賞にはこういうフラットな明るさが向いているんだろうと思います。

           でも必ずしもドールの場合にはこういう特別な照明が良いとは言えません。

           

           

           これは正面から小さなLEDライトで照らしたものです。お気づきの通り印象が変わります。

           一般的な家庭でよく使われるLEDライトや蛍光灯といった照明で照らしてあげると、こんな感じでアイがキャッチライトして、生き生きと見えるようになる。(だから本来は会場にコンパクトな電源とライトを持ち込みたいところ)

           キャッチライトはドール撮影において、とっても大切なことなのですが、残念ながら市販の多くのお人形は描き目なのでキャッチライトしようがない。

           だから自分の場合には1/3から1/12にいたるサイズの人形はすべて入れ目で仕上げています。もちろん1/6とか1/12のサイズのドールアイは市販していないので自作しています。入れ目であることは主役のドールとしては絶対に必要なことです。

           

           

           

          「旅立ち」という作品です。

          「こちらのドールはずいぶん小顔ですね。」と言われることが良くあります。実際1/3スケールのドールというと、市販品ではVOLKSのスーパードルフィー(SD)あたりが有名ですが、こちらの2体はSDよりかなりヘッドサイズが小さく、ウイッグサイズで言えば1/4スケールのものがぴったりです。

           ただ実際のところは、むしろ自分のつくるドールの方がリアルなスケールに近いです。だいたい7.5頭身ぐらい。市販ドールがやや大きめのヘッドになっているのは、その方が可愛く感じられることと、見栄えが良いということだと思います。

           自分が初めて小さめのヘッドをつくった時に感じたのは、SDに比べるとかなり地味で、目立たないってことでした。

           でもドール単独でなく、実際にきれいな場所で撮影したり、情景の中に組み込んだりしたときには、リアル系の小顔のドールの方がずっとバランスが良かった。そういうところからこのヘッドサイズに落ち着いたということです。

           ちなみに市販のドールも何体か持ってはいるのですが、6頭身程度のドールを、こういったリアルな情景作品に組み込んでみると、少なくとも自分はちょっとした違和感を感じます。

           ジオラマに組み込んだり、画像加工に使うような写真を撮るなら、やっぱりリアル系のドールの方が良い。ここも譲れないところかな。

           

           ただ自分のつくるドールが本当にリアルかって言われればそうでもない。いろいろと脚色して、生身の人間とはまた違う解釈で造形している。このあたりはいろいろとあるけれど、まだ語りつくせるほどの整理はできていないので、このぐらいにしておきます。

           

           

           

          「Cappuccino」

           家の庭、車、フィギュアで構成されたシンプルな作品。(1/24)

           普通に上から見ちゃうと、「あ、風でスカートがめくれあがっている。」ぐらいの観察で通り過ぎちゃうんだけど、周囲の目を気にせずスカートの中をのぞくとご褒美がある。

          (今回覗き込んだ人は自分の見てる範囲ではいなかった、もったいない。)

           

           

           これをどういうのか人それぞれかもしれないけれど、「思わずにっこり」みたいなものを潜ませておくのは楽しい。

           

           

           

          「最後の冬」

           1/150スケールの鉄道レイアウトです。フィギュアの大きさは1cmほど。普通に鉄道模型を走らせるだけなら、こんなことはしないだろうけど、よく見ると女子高生はピンク色のマフラーをしているし、待合室の屋根からつららが伸びている。

           1/150だと何から何まで正確に作るのは難しいけど、ここだけは作り込んでおくってところがあると、それを発見した人も楽しい。ようするに喜ばせ方の問題です。

           

           

          「梅雨明け」

           こちらは1/150のジオラマです。昭和レトロな街並みを再現しています。目線を1cmのフィギュアまで落としてやると、こんな世界がひろがっている。「そうだよな、昔はおもちゃも扱っている駄菓子屋さんてどこにもあったよな。」 そういう共感てとても大切です。

           

           

           こちらは同じ作品の裏側です。(この作品は360°どこから見てもOK)

           細い路地に2件の小料理屋、そのうちの1軒に入ってゆく若者二人、納屋のホーロー看板、狭い道なので消防車は入れない、だから消火栓をここに置く。こういう細かな作り込みから説得力のようなものが出てくる。

           1/150なので完璧にリアルな空間をつくるのは難しいです。でもこの空間の中でのつじつま合わせをしてゆくうちに、この空間内だけで成立するリアルさが出てくる。

           

           あれこれと書いたけど、ジオラマである限りは、まずはリアルであることがもちろん大切です。でもそれだけじゃなくって、もう一つ何か楽しみとか驚きのようなものを、プラスアルファで加えられたらきっと良い結果が出ると思います。 

           

           新型コロナの影響で今回の来場者はとっても少なかったけど、また機会を見て「情景のなかの人形たち」犬呂っと行うと思います。まだまだやり残したことはあるような気がするので。

           でもいったいいつになるのかな・・・?

           

           

          JUGEMテーマ:展覧会の告知をしよう!

          category:event | by:moocomments(0) | -

          情景のなかの人形たち 掘16  5日目 今日は15000歩 合成写真

          2020.08.23 Sunday 06:44
          0

             今日も静かな始まり、最初の来場者がいらっしゃるまで約1時間ほど。

             じっとしていても時間の無駄なので、軽い運動とかウオーキングで時間つぶしました。この日の歩数計の最後のカウンターは15000歩ほど、10km以上歩いた計算です。

             

             

             新型コロナがどうしたって感じで、会場内は十分に疎。上の写真は本日いちばん密になったときに撮影しました。

             でも今日は熱心に見てゆかれる方が多かった、最初の学生さんを始めとして、上の画像の方々にいたっては1時間近くいたんじゃないかな。これはけっこう嬉しいかも。

             

             では今日も会場内の作品をいくつかご紹介です。

             

             

            「Kittyの部屋」

             2400円ぐらいで買った中国製のドールハウスキットをベースにして仕上げた作品です。

             

             

             こういうアトリエ兼温室のような部屋があったら、誰もがお昼寝しちゃうよねって感じです。

             気持ちよさそう・・・。ジオラマって、こういう共感できる感覚が大切です。

             

             

             

            「Alice's Dreamy Bedroom」

             これもドールハウスキットをベースにしています。天文学に興味のある活動的な女の子の部屋を再現しました。

             この娘は今何を考えているんだろう? 見ている人にそう思わせたら、この作品は成功なのだろうと思ってつくってました。

             

             ドールハウスって、一般的にはあまりフィギュアを置いたりはしないものなのですが、自分の場合には主人公としてそこに置きます。そのうえでできるだけドールハウスという背景に馴染むような工作を加えてゆくって感じかな。

             

             あとはちょっと脇役さんのご紹介です。展示スペースの隙間に置いている作品です。

             

             

             昨日思いついて急きょ制作した作品(制作ってほどのもんじゃないけど・・・)

             ウイーゴ2体がお相撲を取ってます。

             

             

             この娘が意外な人気です。

             

             以前は1/12のドールを主人公にしたジオラマもあったんだけど、1/12って結構難しい。1/12というのはドールハウスのスタンダードな規格なので、背景物を豊富にあってリアルなものをつくることができる。一方でリアルな人形や洋服をつくるのはけっこう難しくてアンバランスになる。

             結果、自分はこんな感じで1/12の娘たちにがんばってもらってます。

             

             あとは写真プリントからいくつかご紹介です。

             

             

             これはTBLeagueボディとマリリン・モンローのドールヘッドの組み合わせです。

             このヘッドはネット通販で購入したのですが、最初は紹介画像に全然似てなくて、これじゃ「詐欺じゃん」て思ったもの。こういう場合には、自分は意地でも似させたり、可愛くしないと気が済まない。手を加えればこのレベルにはなるよって作品です。

             

             

             これは会場内で皆さんの足が必ず止まる合成写真です。

             スコットランドの山+どこかの草原+ハセガワのB17のプラモ+オリジナルドールという4枚の画像を加工してつくりました。

             

             

             これも画像合成です。

             この暑いさなかなので、あえて選んでみました。

             

             やっぱりお人形ってただ飾っておくものじゃないよ。いろいろ遊んでこそ価値が出てくる。

             またそういう遊びができるようなドールやフィギュアをつくり続けたいなって、自分は思います。

             

             

            「情景のなかの人形たち」

             会期 8月18日(火)より23日(日)まで

             場所 平塚市美術館 市民ギャラリーB室にて

            *)入場無料、記念品としてポストカードを用意してます。

            *)会場内の撮影はすべてOKです。ちなみに小さな作品も多いので、撮影される場合にはマクロ撮影のできるカメラや高画質のスマホがあると良いと思います。

             

             最終日の展示時間は9:30〜15:00となります。その後は撤収作業に入りますのでご了解ください。

             

             

            JUGEMテーマ:展覧会の告知をしよう!

            category:event | by:moocomments(0) | -

            Calender
              12345
            6789101112
            13141516171819
            20212223242526
            27282930   
            << September 2020 >>
            Selected entry
            Category
            Archives
            Recent comment
            • TBLeague PHMB2018-T01A 2 ヘッドをリメイクしてみました
              moo
            • TBLeague PHMB2018-T01A 2 ヘッドをリメイクしてみました
              Kaihara
            • 小さな丘の風景・冬 1 ベースが出来上がった
              moo
            • 小さな丘の風景・冬 1 ベースが出来上がった
              isosi
            • ドールハウス 2 家具作りしています
              moo
            • ドールハウス 2 家具作りしています
              totochan(ととちゃん)
            • 五能線驫木駅 3 駅舎ができた
              moo
            • 五能線驫木駅 3 駅舎ができた
              totochan(ととちゃん
            • 秋桜
              moo
            • 秋桜
              マチャ
            Recommend
            Link
            Profile
            Search
            Others
            Mobile
            qrcode
            Powered
            無料ブログ作成サービス JUGEM


            瞳に四角い鰯雲 - にほんブログ村

            にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手作り人形へ
            にほんブログ村
            にほんブログ村 美術ブログ 創作人形(美術)へ
            にほんブログ村
            にほんブログ村 コレクションブログ 球体関節人形へ
            にほんブログ村


            街並み巡りランキング

            ドールランキング

            ジオラマランキング